医師の開業と補助金~業界内でメジャーな資金調達を解説します~


医師の開業に伴い大きな問題となるのは、やはり、資金調達の面ですよね。
その資金調達に、実は補助金が活用できるのです。
公的な制度は一見、審査が厳しいなど、利用しにくいイメージがあるかと思いますが、補助金を利用した方がその後活躍できる医師もたくさんいます。
今回は、数ある補助金の中でも、医療施設等施設整備費補助金を解説しましょう。

目次

医師の開業と資金調達~医療施設等施設整備費補助金って何?~

今回、医師で開業を検討している人に知ってほしいのは、医療施設等施設整備費補助金で資金の調達ができるということです。
もちろん、あくまで補助金ですから、全額を賄えるわけではありません。
ですが、少しでも資金面のサポートをしてもらえると、開業がより現実的になってきますよね。
ここからは、どのような補助金なのかを簡単に解説しましょう。

これは、昭和54年に作られた、医療環境の充実を目的とした補助金になります。
開業に限らず、病院の改築等、幅広い場面で取り上げられることが多いですから、医師の業界では有名な補助金の1つと言っていいでしょう。
補助金の対象となるのは、例えば、研修医のための研修施設を設ける場合や、へき地医療の拠点となる病院の整備を行う場合が挙げられます。

また、へき地診療所の改築や増改築、新築する場合にも活用できますので、医療関係の幅広いニーズに対応できる補助金です。
補助金の申請は、各自治体で行われており、申請が必須になりますので、お住まいの地域のホームページで確認してみて下さい。
何より、開業には高額な資金が必要なのが一般的ですから、このような形でサポートしてもらえるのは助かりますよね。

どんな医師の開業に対応できる?~資金調達として補助金を活用した方が良い人とは?~

ところで、医師の開業において、今回の補助金は、どのような医師ならば資金の調達方法として活用できるのでしょうか?
ズバリ、地方で開業を検討している人です。
なぜなら、地方になればなるほど、現在、医療ニーズは高まっていますよね。
それと同時に、医師不足の問題も顕著になっています。

多くの自治体で開業はできますが、医師の開業時にかかる資金的な負担を考えると、地方の方が大変なこともありますよね。
そのため、資金的な負担を軽減するために、利用しない手はないのです。
申請の際は書類の用意等、不慣れなことも多いですが、利用できた分のメリットは大きいでしょう。

参考URL
厚生労働省
(https://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/isei/rinsyo/hojogaiyo/dl/shisetsu_02.pdf)
くらそうね(https://www.crassone.jp/faq/12796)

まとめ

今回は、医師の開業時の資金調達として、医療施設等施設整備費補助金について解説しました。
この補助金は、開業時に利用できるだけでなく、施設の改築にも活用できます。
そのため、老朽化で悩んでいる医師にとっても、補助金の存在は改築に踏み切るきっかけになるかもしれません。
医師にとってはメジャーな補助金の1つになりますので、今利用する機会がなくても、将来のために詳細を調べておくことをオススメします。


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