美容皮膚科を開業する場合、看護師スタッフの存在は欠かせません。
しかし、どのような基準で人材の採用をすべきなのでしょうか?
他の診療科とは違い、求められるスキルが大きく違っていますよね。
ここでは、美容皮膚科の看護師スタッフの採用にまつわる、開業医のホンネをご紹介したいと思います。
目次
美容皮膚科の開業と採用のホンネ～①看護師スタッフの年齢層は若い?～
他の診療科クリニックの場合は、看護師スタッフの年齢層が幅広いですよね。
大きな病院になると、新人さんからベテランさんまで、多様なスタッフが働いている光景を見かけます。
ですが、美容皮膚科の場合は、開業時から比較的年齢層が若いイメージがありますよね。
実は、年齢層が若いということに意味はありません。
単純に採用時の年齢を見た際に、長期的に働いてもらうとなると、経営者は若い世代を選びがちになりますよね。
だからと言って、ベテラン世代の採用を断る理由はありません。
採用時に、経営者である開業医のみなさんは、スキル面の確保や安心感を得たいと考えることもあるでしょう。
そうなると、あまりにも経験がない人だと、仕事を任せられないと感じてしまいますよね。
基本的には、世代を問わず、看護スタッフの採用を行っていると考えて良いでしょう。
美容皮膚科の開業と採用時のホンネ～②語学力は必須にしているか?～
次は、主に都市部の方で美容皮膚科の開業を検討している場合に、検討する項目になります。
それは、看護師スタッフに語学力を求めるかどうかです。
近年、外国人観光客等をターゲットにしたインバウンドによる利益を、経営の主軸に置こうとしているクリニックが多いですよね。
その際に必要となるのは、意思疎通するためのスキルになります。
ひょっとすると外国人観光客の中には、日本語が話せる人もいるかもしれません。
ですが、全員がそうではありませんので、経営上のターゲットとして視野に入れているならば、語学力は必須の条件になるでしょう。
例えば、ある美容皮膚科では、英語と中国語が話せる看護師スタッフが優遇されています。
従って、開業医の経営方針によっては、スタッフ募集の際に資格の有無等を求めることも必要です。
後から業務に支障が出ないように、面接時にしっかりとどのくらいのスキルがあるのかを確認しておきたいですね。
まとめ
今回は、美容皮膚科の開業に関するお話の中から、看護師スタッフを採用する際のホンネをご紹介しました。
今後の経営のことを考えると、どうしても若いスタッフや有資格者を優先して採用したいというクリニックもありますよね。
どのような人材に来て欲しいのかは、看護師側もホームページや転職サイト等でしっかりチェックしています。
その時に情報がきちんと伝わるように、必要な条件はしっかりと提示するようにして下さい。
