開業医であっても、一人の人間です。
いつも経営のことばかり考えている訳ではありません。
そして、開業医にとって収益面は、全て仕事のための費用に回していけません。
むしろ、自分の成長のためにお金を使うべきと言えます。
今回は、開業医の皆さんにおすすめしたい、自己投資についてお話ししましょう。
目次
開業医に必須となる自己成長のための費用
開業医は経営のために、業務につきっきりというイメージが少なくありません。
確かに、経営を安定させるためには業務に取り組むことが必須です。
しかし、それだけでは自分の成長に繋がりません。
開業医であっても、勤務医時代と変わらず研究会に参加して勉強している人はほとんどです。
自分のスキルを磨いたり、知識を高めたりすることは、業務に結びついてきます。
従って、開業医のレベルアップのために必要な費用は、決して無駄になりません。
経営状態が安定しないから参加しない、勉強を怠るという事態は、できる限り避けるべきです。
自分の「学び」を損なわないためにも、このことはしっかりと覚えておきましょう。
開業医も息抜きが必要?～リフレッシュ費用も自己成長のために必要～
また、開業医に欠かせない費用には、交際費や娯楽費が挙げられます。
交際費の必要性は、この記事を読んでいる開業医ならば誰でも理解できるはずです。
同業者だけでなく、他業種との交流があると、業務に役立つ場面があるからです。
特に、人との交流があることで得られる仕事や繋がりの影響力は大きいですから、軽視できません。
それだけでなく、時には自分のリフレッシュも大切です。
例えば、クリニックが休診の時に、ちょっとした小旅行に出かけることが挙げられます。
業務や経営に熱心に取り組むのは素晴らしいですが、根詰めてしまうと何事も上手くいきません。
たまには、自分の趣味に没頭することも、経営を円滑にするために必要なのです。
この費用は、経営面よりも自分の収入に影響しますが、無駄遣いしない範囲ならばさほど問題になりません。
自分の成長に必要な費用は、何も勉強関連だけでなく、リフレッシュ関係も含まれます。
ストレスフリーな状態で一生懸命経営をするためにも欠かせない費用ですから、少額でもきちんと確保するようにして下さい。
気持ちのゆとりは、自分で見つけたり、対応したりしなければなりません。
それがきちんとできるようになると、経営者としても成長していると言えるのです。
まとめ
このように、開業医には自己投資という名の見えない費用がかかります。
まず、自分の知識やスキルの向上を考えていきましょう。
それは、業務にも欠かせない内容になります。
また、自分のリフレッシュや人脈作りに関係するお金も、少額でもきちんと確保するようにして下さい。
一見、業務とは関係ない内容でも、仕事へのメリハリや新しい発見に繋げられますので、自分にお金をかけることを恐れないでください。
