クリニックを開業したものの、なかなか集客がうまくいかずに苦しんでいるケースは多々あります。
またそのようなクリニックでは、ターゲットを明確に絞っていないというケースがよく見られます。
今回はクリニックの集客戦略の基本であるホームページにおける、ターゲットを絞った作成方法を解説します。
目次
クリニックの集客において絞るターゲットは2種類
クリニックの集客におけるターゲットは、大きく2種類に分けられます。
まず1つは、クリニックから離れたところに暮らしている方です。
そしてもう1つのターゲットは、クリニックの近辺に暮らしている方です。
このどちらをターゲットにするかによって、クリニックのホームページにおける適切な集客方法は変わってきます。
ホームページを作成する前に、まずは自身のクリニックでどちらのターゲットを集客したいのかを決定しましょう。
クリニックから離れたところに暮らしている方を集客したい場合
クリニックから離れたところに暮らしている方を集客したい場合、SEOをより意識してホームページを作成しましょう。
クリニックから離れたところに暮らしている方がターゲットということは、同時に“クリニックの存在を知らない方”がターゲットということになるためです。
またクリニックの住所や電話番号はもちろん、わかりやすいアクセスマップの掲載などにも気を配ることで、遠方からでも集客がしやすくなります。
そしてこのケースに該当するクリニックは、美容外科や矯正歯科といった“スキル”をアピールポイントとするクリニックです。
したがって同業種のクリニックに負けないように、自身のクリニックが持つスキルや実績をアピールすることにも重点を置かなければいけません。
クリニックの近辺に暮らしている方を集客したい場合
クリニックの近辺に暮らしている方を集客したい場合は、“クリニックの存在を知っている方”をターゲットにする場合が多いです。
したがってホームページでアピールすべきものには、“具体的な施術メニュー”などが挙げられます。
地域密着型のクリニックにおいて、ホームページで施術メニューの詳細をびっしり記載しているというケースは少ないです。
つまり具体的に施術メニューを記載することによって安心感を与え、クリニックの近辺に暮らしている方に来院してもらいやすくなるということです。
まとめ
クリニックにおける集客戦略として、ホームページ作成は基本中の基本です。
ホームページの内容が簡素なものになっているクリニックは、内容を調整することをおすすめします。
ただホームページ作成に注力しているにも関わらず、集客が芳しくないというクリニックは、1度ターゲットを見直してみましょう。
そして今回解説したポイントを押さえれば、少しずつ集客状況は上向きになることが期待できます。