コロナでクリニックがピンチ!~経営が厳しい時にすべき対応はこれ!~


感染拡大は、まだまだ予断を許さない状況です。
そんな中、最近はクリニックの経営が厳しいという話題があちらこちらで見かけるようになりましたよね。
ですが、経営が厳しいと言っても、地域によっては継続しなければ大問題に発展してしまいます。
最悪の状況を回避するためには、どういった対応をすべきでしょうか?

目次

クリニックの経営が厳しい時の対応~①自由診療の入金タイミング~

まず、クリニックの経営が厳しい状況で、自由診療の受診をメインにしている場合は、入金を早めにしてもらうことが考えられます。
保険診療の場合は、診療報酬がすぐに入金されませんから、経営が苦しい状態であってもすぐに対応できません。
一方で、自由診療のような自費での治療を行った場合は、患者さんから直接入金してもらう形になりますので、比較的早めに受け取ることができますよね。

自由診療をメインにしている場合は、ある程度タイミングを自由に決められますので、早めの対応をしてもらえるように相談してみましょう。
入金のタイミングが少しでも早ければ、資金繰りで助かるという場合もありますよね。
どうしても厳しい場合は、先に融資制度を頼った方がいいですが、自由診療を行っているならばこの方法を検討するのも大切です。

これは、普段ならあまり気にしない部分かもしれませんが、経営状態が厳しい時ほど検討してほしい方法になります。

クリニックの経営が厳しい時の対応~②コロナの症状が疑われる患者さんがいた場合~

2つ目は、クリニックの経営が厳しい状況ならば、感染症の可能性がある患者さんへの対応をなるべく避けることです。
診察を望んでいる患者さんがいるのに、それは可哀そうだと思われる医師もいるでしょう。
確かに、医療職に就いている人からすれば、残酷な対応になってしまうかもしれません。

ですが、感染の疑いがある患者さんの対応をするということは、院内感染等のリスクを高めることになります。
最悪の場合、経営状態が厳しいにも関わらず、休業を余儀なくされる事態に繋がる恐れが出てくるでしょう。
そうなると、現状を打開する手段は限られてしまいます。

従って、疑いのある患者さんをあえて対応しないという選択を取ることも、場合によっては大切な判断になります。
厳しいようですが、経営にとっては重要なことだと思って下さい。

参考URL病院・クリニック経営.COM
(https://byoin-clinic-keiei.funaisoken.co.jp/dermatology/mail_magazine/%E3%82%B3%E3%83%AD%E3%83%8A%E5%AF%BE%E7%AD%96%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6/)

まとめ

今回は2つの対応を解説しましたが、みなさんはどう感じましたか?
コロナの影響でクリニックの経営が厳しいという事態は、全国に広がっています。
経営が厳しい時だからこそ、クリニックを守るためには苦しい決断をしなければなりません。
また、クリニックの規模によっては、融資を申請しただけでは対応が難しい場合もあり得るでしょう。
今回の記事を通して、本当の意味での「経営」を学ぶ医師は多いかもしれませんね。


この記事に関するお問合わせ

    お名前 *

    メールアドレス *

    メールアドレス(確認用) *

    お問合せ内容 *