美容クリニックの良し悪しには、内装デザインが大きく関わってきます。
「美」を追求する業界ですから、最も気を遣う部分になるでしょう。
ところで、内装デザインを依頼する場合、どのような内装業者を選ぶと良いのでしょうか?
今回は、美容クリニックの経営の要になる内装デザイン会社の選び方を、お伝えしたいと思います。
目次
美容クリニックの経営者が会社を見る時のポイント
美容クリニックの命ともなる内装デザインを依頼できる会社を選ぶ時、経営者は以下のポイントに合っているかどうかを確認しましょう。
・一級建築士が在籍している会社かどうか
・インテリアプランナーや商業施設士等、デザイン関係のプロがいるかどうか
これら2つのポイントは、内装デザインの業界人からすると、当たり前のことかもしれません。
しかし、内装デザイン関係の設計には、資格が必須という訳ではありません。
そのため、資格者がいるかを確認せずに依頼する会社を決めてしまうと、後からトラブル等に巻き込まれてしまうこともあり得るでしょう。
設計関係には、医療業界と同じように建築基準法等のルールがあります。
法律に則った形で問題なく進めていくために、やはり資格の有無は確認しておくべき項目になりますね。
この情報は、会社概要等でも把握できますし、相談時に直接スタッフさんの状況を聞くことで得ることができますので、信頼できる会社かどうかの参考になるでしょう。
他の美容クリニックの経営や内装デザインの過去実績を確認しよう
もう一つ美容クリニックの経営者が見るべきポイントは、過去の依頼実績になります。
例えば、美容関係に限らず、クリニック関係の内装デザインを多く請け負った経験のある会社があるとしましょう。
具体的な依頼内容まで分からなくても、同業者が依頼しているということは信頼度の高さが伺えますよね。
また、過去に内装デザインを行った事例が写真等で残っている場合は、是非見せてもらいましょう。
デザインの傾向や雰囲気が分かると、美容クリニックに合った会社なのかの判断ができますよね。
実際の事例を見せてもらうと、自分のクリニックのイメージも湧いてきますから、依頼すべきかどうかの判断の参考になります。
担当者との相性も大切ですが、依頼先の雰囲気がマッチするかどうかも、ニーズに合った工事をしてもらうためには重要です。
まとめ
今回は、美容クリニックの経営者が見るべき、内装デザイン会社のポイントをお伝えしました。
最低限確認すべきポイントは、有資格者がいるかどうかになります。
せっかく依頼して工事してもらっても、法律に違反してしまっては、経営ができなくなってしまいますよね。
また、その会社が得意とするデザインが、自分のクリニックのイメージに合うかどうかも大きなポイントですから、過去の実績も一緒に見ておきましょう。