【2021年版】コロナ後のクリニック経営で生き残るなら~コンセプトで差別化~


同業者が多いクリニックほど、差別化が生き残りのカギになります。
ですが、差別化というのは、簡単なようでとても難しいことです。
何をもって差別化を図ると良いのでしょうか?
特にコロナ後を想定するとなると、ハードルが高いと感じませんか?
実は、クリニックの差別化には、コンセプトが重要なのです。

目次

クリニックの差別化に関わる「コンセプト」とは?

そもそも、クリニックの差別化を行っていくためには、他のクリニックとの違いを出すことが前提になります。
その違いを、「コンセプト」から導き出すのです。
ところで、「コンセプトとは何なのか?」と疑問に思う人もいるでしょう。
まずは、基本知識について、簡単にご説明しましょう。

コンセプトとは、何らかの制作物を作る際に、基本となる考え方や構想のことを示します。
もっと分かりやすく言うと、「一貫してブレない考え方」と捉えて下さい。
例えば、女性向けのラーメン店というコンセプトを持ってお店を開店した場合をイメージしてみましょう。
女性向けとなると、通常のラーメン店と違う点が出てくると思いませんか?

建物の内装を綺麗目にしたり、女性に好まれる食材を使用したりすることが考えられるでしょう。
このことが、クリニック経営にも関わってくるのです。
診療科によっては、ブランディングという形で差別化を図ろうとします。
ですが、ブランディングの根底には、ベースの考え方がなければなりません。
その時に、コンセプトが重要だと言われるのです。

クリニックのコンセプトが決まれば差別化は簡単にできる

ところで、クリニックのコンセプトは一度決めてしまうと、後は容易に差別化を考えることができます。
なぜなら、先程ご説明した通り、経営にあたってのベースの考え方が決まるからです。
例えば、歯科であっても、虫歯治療に特化しているのか、自由診療に特化しているのかで受診する患者さんのニーズが違ってくるでしょう。

そうなると、同じ歯科でもどちらのクリニックに行けば良いのか、予想ができると思いませんか?
これが、コンセプトがあることによる影響なのです。
さらに発展させると、クリニック自体のイメージにも影響してくるのは間違いありません。
たったこれだけと思われるかもしれませんが、与えるイメージが大きく違うのが理解できるはずです。
このことに時間をかけて検討していくのが、「差別化」の第一歩になるでしょう。

まとめ

クリニックの差別化は何も、難しい知識が求められてるわけではありません。
患者さんに与えるイメージが大きなカギとなりますから、コンセプト、軸を決めることが大切なのです。
もちろん、どのように決めていくのか、競合クリニックが多いほどその判断は難しくなるでしょう。
しかし、ここで違いをはっきりしておくと、どのようなエリアでも生き残っていけることになりますから、最初が肝心です!


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