開業するにあたり、アルバイトの医師を雇うケースは一般的で、当然、優秀な人材に来て欲しいと願っています。
その際、優秀な医師は、バイト先の何をチェックして検討するのでしょうか?
医師を選ぶ立場になるからこそ、不足があってはいけません。
採用のスムーズ化をはかるためにも、必見です!
目次
医師がバイト探しで見ているポイント
基本的に医師がバイト先を選ぶ時にチェックするのは、「給料」です。
やはり、自分の収入に関わることですから、極端に給料が低い所では働こうとは思いません。
そのため、どうしても時給や給与面で判断されてしまうのは仕方がないと考えるべきです。
ですが、給料設定を考える上で、開業医が知っておかなければならない内容があります。
それは、開業エリアや地域によって、給与の設定が大きく変わることです。
なぜなら、医師不足が深刻化している地域ほど、バイトであっても医師に働いてもらいたいと思うからです。
積極的に自分のクリニックを選んでもらうためには、お金の面の待遇改善が欠かせません。
このことを知らないと、自分のクリニックだけ誰も医師が来ないという状況になってしまいます。
給与や細かい部分の設定は、特に開業前だと判断が難しいです。
ですので、他のクリニックの求人情報も参考にしながら、ベースとなる金額を考えてみて下さい。
未経験の分野であっても医師がバイトしやすいか?
2つ目のポイントは、医師のバイトする分野が、未経験でも大丈夫かどうかです。
医師には、自分の専門となる分野が必ずありますが、その分野でバイト先が見つかると断言できません。
そうなると、未経験の分野や業務であっても、収入のためにせざるを得ないのです。
その時に、未経験でも応募可能なのかどうかは、大きなポイントになります。
どうしても経験者が優遇されるような内容だと、若い医師が不利になってしまいます。
このような経緯から、経験が少ない医師ほど、未経験でも応募できる内容に応募する傾向があるのです。
何より、未経験要素はデメリットになりません。
バイト先で経験を積むことで、自分の業務に活かせると考えますから、むしろ積極的な人が多いのです。
従って、開業後のクリニックを一緒に頑張る仲間として迎える感覚で見てあげて下さい。
もちろん、診療科によっては経験が必須のこともあります。
任せる業務の内容を検討した上で、募集をかけることをお勧めします。
まとめ
今回は、医師がバイトを探す時にチェックしているポイントをご紹介しました。
バイト先を探している場合、給与と業務の経験の有無は必ずチェックされています。
そのため、上記の点に関しては、不明な点がないようにしっかりと記載や説明をしておくべきです。
バイトを雇うクリニック側も、どこまでをバイトの医師に求めるのかで条件や待遇が変わりますから、じっくりと検討して募集をかけるようにしましょう。