【2020年版】クリニックのスタッフ教育で大切なのは教育システム?~


新人さんが入ってくることは、どの業界であっても喜ばしいことです。
しかし、クリニック内のスタッフ教育で悩みを抱えている人は、案外と多いですよね。
どのようにして教育すると、立派なスタッフとして成長してくれるのでしょうか?
今回は、クリニックにおけるスタッフ教育の根本について、ご説明したいと思います。

目次

クリニックのベテランスタッフが陥りやすいスタッフ教育の落とし穴

突然ですが、新人さんに仕事を教える時、みなさんならばどう教えますか?
例えば、患者さん対応に一緒に来てもらったり、業務を一緒に行って作業を覚えてもらったりしますよね。
しかし、これだけでみなさんと同じレベルの作業ができると言えるでしょうか?
不慣れな環境で仕事をしますから、最初から同じレベルで対応することは難しいでしょう。

単純なことですが、自分の教え方ややり方が新人さんに必ず合っているとは限りません。
クリニックのスタッフ教育の中には、この認識の差を理解できていない場合があるのです。
そのため、業務内容を教える際は、まず本人が理解できているかどうかを重視して進めていきましょう。
理解ができていれば、業務自体にも追い付いてきますので、長い目で見ていくようにしたいですね。

ここで大切なのは、「なぜできないのか」と否定する発言をしてしまうことです。
誰でも、マイナスな発言は好きではありませんし、かえって委縮してしまい、スキルの定着を邪魔してしまうでしょう。

クリニックのスタッフ教育のカギは明確化

新人さんの中には、いくらメモをしっかりと取っていても、中々業務に結び付かないこともあります。
そこで活躍するのが、マニュアルです。
患者さん対応や日誌の書き方、提出の仕方等、業務で必要なことが一目で分かると、最低限の対応に関してはクリアになりますよね。
このように明確化しておくことは、周りのスタッフさんにとっても助かることでしょう。

また、明確化しておくのは、業務に限りません。
クリニックの中には、スタッフ教育以外に身だしなみの基準が不明確な場合がありますよね。
その結果、スタッフさんの中でOK、NGの判断が分かれ、どれが正しいのか分からないということもあるでしょう。
例えば、髪色はどのくらいの明るさまでなら許容できるのか、事前に分かると対応しやすいですよね。

あやふやな指示やルール、一般常識の範囲内と捉えられているものでも、分かりにくいものは多いです。
明確化してあげると、不要なトラブルも避けられるでしょう。

まとめ

今回は、クリニックのスタッフ教育で大切なことをご説明しました。
ベテランスタッフと新人さんの間で起こってしまう認識の差は、相手の常識や感覚に任せているから起こり得ることです。
それを避けるためには、ベテランさんには当たり前のことであっても、細かく明確にして伝えるようにしましょう。
特に身だしなみに関しては、許容範囲が分かりにくい場合が多いですから、クリニックとしての基準を作成しておくといいですね。


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