教育体制をコンサルに依頼してもOK?活用法とクリニックでの注意点


開業医のみなさんは、スタッフ教育は自分たちで行うべきだと思っていませんか?
確かに、医療行為に関しては、専門スタッフから教えてもらわないといけませんよね。
ですが、接客等はどうでしょうか?
教育体制の中には、クリニックで指導できる範囲と、そうでない部分がありますよね。
ここは、コンサルに頼ってみませんか?

目次

教育体制に依頼した際のクリニック側のメリットとは?

教育体制をコンサルに依頼した場合、クリニックには以下のメリットがあります。
それは、クリニックとして患者さんと関わったり、働く意味を考えたりすることができるようになることです。
一見すると、これはコンサルに依頼しなくても、仕事を進めていくうちに出来上がる物だと思いますよね。

ですが、医療関係の業務以上に、接客態度はサービスに影響します。
確かに、適切な治療を行うというのは大切なことですが、スタッフさんの雰囲気によって患者さんの安心感や信頼感に繋がりますよね。
何より接客サービスは、誰でも指導ができると思ってしまいがちです。
そこが大きな落とし穴で、きちんと接客の意味を理解した上で伝えなければ、スタッフさんに本当の意味が伝わりません。
その結果、接客面の影響で集患が思ったようにいかないというケースも少なくないのです。

コンサルによっては、接客のプロが教育に当たってくれますので、患者さんとの対応を見直すことができます。
その結果、スタッフさんに本来の意味での接客と、きちんと伝えることができますよね。
ちょっとしたことかもしれませんが、人と関わっていく上で大切な部分を見直すことができるでしょう。

教育体制でコンサルを利用した際に、クリニックで気をつけることは?

コンサルを利用して、質の良い教育体制を整えたとしても、現場であるクリニックが変わらなければ、効果が発揮できません。

例えば、次の状況だとどう思いますか?
・実践しようとすると、それはやらなくていいと医師から言われる。
・参加したスタッフと不参加のスタッフのモチベーションが違い、学んだことを活かすことができない。
このような雰囲気では、せっかくの学びが活かせませんよね。

学びを活かすには、クリニック全体で学んだ内容を共有し、全員で実践していくことが大切です。
全体に周知していると、少なからず気に留めるようになりますよね。
学んだスタッフが委縮してしまわないような雰囲気づくりは、医師から始めていきましょう!

まとめ

コンサルの役割は、開業手続きだけではありません。
開業前後の教育体制をフォローしてくれることがありますから、クリニックでも積極的に活用しましょう。
何より、接客関係の知識はコンサルの方が詳しいですから、クリニックで教育する負担を軽減できますよね。
医師の役割としては、学んだ内容が萎まないように、積極的に共有して実践できるような環境作りになるでしょう。


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