クリニックの看護師教育の課題にどう対応すべきか


クリニックで看護師教育を行っていると、人それぞれ課題が見えてきます。
課題が分かっているとはいえ、解決が難しい場合も多々ありますよね。
また、指導するといっても、言い方や関係性によっては、すぐに改善できないこともあるでしょう。
そこで今回は、課題を解決に導くための対処法をご紹介しましょう!

目次

看護師教育の課題と対応~①勉強をしてこない~

医師や看護師という職業は、常に勉強をすることが求められます。
それは、患者さんへより良い医療サービスや適切な治療を行うために大切なことですよね。
ベテランさんも、新人時代は苦労したという人が多いでしょう。
ですが、新人さんによっては、勉強してこないという人もいるのです。
真面目に仕事に取り組んでいる人ほど、なぜ勉強してこないの?と思ってしまいますよね。

看護師の教育中に、上記のような課題が発生した時は、次のような対応を取ってみて下さい。
その対応とは、なぜ勉強してこないのか、理由を聞いてみることです。
ポイントは、叱るような形で聞くのでなく、状況を確認するという感じで聞くことにあります。
勉強してこない=怠けていると、私たちは思いがちですよね。

しかし、勉強してこない理由の中には、何から勉強すればいいのか、どの資料で情報を得るべきか分からないといった悩みを抱えているかもしれません。
例えば、勉強の仕方が分からないならば、何を使って病気を調べるのかを教えればいいですし、資料が不明ならば、症例が載っている資料を紹介する。
これらが分かるだけでも、状況は違ってきますよね。

看護師教育の課題と対応~②同じことを繰り返し聞きたがる~

2つ目の看護師教育時の課題は、同じことを何回も聞くことが挙げられます。
人によっては、重大なミスに繋がるよりは、何回も聞いてくれた方が助かると思うかもしれません。
しかし、日頃から患者数が多いような場合は、一々対応してられないということもあるでしょう。

このような場合は、メモをしっかり取らせ、その都度確認する習慣をつけさせることが解決の近道です。
ですが、ただメモを取らせるだけではNGです。
後から見返した時に、必要な情報が分かりやすいように書かれていないと、二度手間になってしまいますよね。

場合によっては、一度時間を設けてメモに取った内容を確認し、業務内容の確認や学んだ情報をどう生かすか、フィードバックの機会を設けるといいかもしれません。

まとめ

今回は、看護師教育で見られる2つの課題の対処法についてご紹介しました。
スタッフの人員にゆとりがあるクリニックなら問題ない事例でも、ほとんどのクリニックはそうではありませんよね。
限られた時間で業務を学んでもらうためには、1つ1つの課題を早い段階で解決しなければなりません。
今回ご紹介した内容でお困りの人は、1つの対処法として、是非実践してみて下さい。


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