美容皮膚科の業界でも、開業せずに転職を視野に入れることがあります。
美容皮膚科で開業すると、高収入になりやすいという話題はよく聞きますよね。
転職であっても、美容皮膚科の場合は年収アップになるのでしょうか?
今回は、美容皮膚科の医師の転職について、クローズアップしたいと思います。
目次
美容皮膚科の転職は年収2000万が基本
医師の世界に関わらず、転職をする目的として収入アップを条件にすることは一般的です。
美容皮膚科の場合は、確実に年収がアップできるケースが多いと考えてもらっても構いません。
なぜかと言うと、診療科ごとの転職サイトには、年収2000万円をベースとして求人が出されていることがほとんどだからです。
そのため、現在の収入状況が芳しくない場合でも、転職することで、まずは平均的な年収をクリアできることになるでしょう。
従って、今までの収入状況が平均値以下だった場合には、有効な手段になりますよね。
しかし、現在の段階でベースとなる年収を確保できている場合はどうでしょうか?
同じような年収ベースの所に転職するとなると、収入面でクリニックを選ぶ形にはなりにくいですよね。
ですが、自由診療の幅が広いクリニックへの転職となると、話が違ってきませんか?
今までとは違った治療の形を実施することで、年収アップも期待できるでしょう。
単純に、額面での判断も大切ですが、どのような治療を行っているのか、方針が合っているのかも年収に関わる条件になります。
美容皮膚科は都市部よりも東北方面への転職が年収アップになる?
ここからは、エムステージエージェントで掲載されている「Dr.転職なび」の分析を参考に、美容皮膚科と年収アップの可能性について考えていきましょう。
Dr.転職なび内の地域別の求人の平均年収を比較すると、一番年収が高かったのは東北地方の求人になります。
それに続いて、北海道や九州といった地方方面の求人だと、年収が比較的高い求人に巡る合えるでしょう。
これにはやはり、都市部方面での美容皮膚科の飽和状態が関係しています。
都市部の場合は、多様な美容皮膚科が集中してありますから、患者さんとしては選択肢が多い状態ですよね。
そのため、経営ノウハウをしっかりしていないと、中々年収アップに繋げられないことが関係しているでしょう。
年収アップには、地域も関係していることを覚えておいて下さい。
参考URL(https://doctor-agent.jp/howto/nensyu/6605/)
まとめ
美容皮膚科の医師の年収は高いと言われがちですが、開業エリアによって差は当然あります。
ですが、転職によって年収アップが実現できる可能性は十分にあります。
何より、美容皮膚科が飽和状態になっているエリアよりも、まだそこまでテコ入れされていないエリアで仕事をした場合は、注目度も高くなりますよね。
もちろん、年収をアップする上でスキル面が問われるのは基本ですから、自分の強みを再確認しておきましょう。