【例文あり】美容看護師の自己PR!含めるべき点や話すときのポイントは?

看護師から美容看護師に転職する際に、面接対策として自己PRの内容を考えている方もいるのではないでしょうか。

自己PRは履歴書に書くだけでなく、面接時に話すこともあります。そのため自己PRを伝えるときのポイントも把握しておきたいところです。

そこで今回は、美容看護師の転職を目指す方に向けて自己PRのコツを解説します。

美容看護師を目指すときの自己PRに含めたいこと

自己PRを考える際は、「何を伝えるか」が重要です。この項目では、自己PRとして含めたい要素を紹介します。

美容に対する思い

美容看護師は、美容クリニックに訪れる患者様の「美」に関する悩みを解決に導いたり、要望に応えたりする仕事です。

なぜ、美しくなりたい人をサポートしたいと思い始めたのかを伝えましょう。エピソードがある場合は、整理をして具体的な内容を説明するのが大切です。また、美容に興味を示すきっかけは何だったのか、知識や知見を深めるために具体的にどのような取り組みをしたのか伝えましょう。

これまでの経験やスキル

医療現場で培った経験やスキルは美容クリニックでも活かすことができます。これまで、どのような経験をして、いまのスキルに結び付いたのかを説明しましょう。美容看護師が未経験でも共通して必要なスキルは多いです。

自分のキャリアを振り返ってみて、身につけてきたことを具体的に紹介しましょう。例えば、美容外科や美容皮膚科では手術が多く、オペ室の経験がある方は即戦力になることを伝えられます。ほかにも、リーダー経験やプリセプター経験などもアピールポイントのひとつです。

また、医療の専門的なスキルや経験が少ない場合は、ヒューマンスキルもアピールしましょう。例えば、協調性や忍耐力などの仕事へのスタンスが挙げられます。抽象的なアピールになるおそれがあるので、エピソードを付け加えて伝えましょう。

新しいことを学ぼうとする態度

ほかの診療科から美容看護師に転職すると、これまでのスキルや経験が通用しない場面に遭遇することもあります。新しく学ばなければならないことも多いです。そのため、これまでの経験だけでなく、柔軟性や新しいことを学ぶ意欲なども重視されます。

特に未経験の美容看護師に挑戦するのであれば、新しいことを吸収するのが得意なことを伝えると良いでしょう。

今後の意気込み

自身の経験やスキルなどから、どのように活躍できるのか、貢献できるのか伝えることが大切です。

また、長く働きたいという意思が伝わるような内容も盛り込みましょう。例えば、応募先の美容クリニックで、長期的にかなえたい目標などを伝えると効果的にアピールできます。

美容看護師の面接で自己PRをするときのポイント

自己PRで伝えることをまとめたら、次は答え方を意識しましょう。面接時に質問された際、相手に伝わりやすい答え方があります。ここでは、自己PRを効果的に伝えるためのポイントを紹介します。

結論から話す

自己PRとして話したいことは多くあるかもしれませんが、最初に結論を話すことで主張が明確になります。結論から伝えることで、異なる解釈をされてしまうようなことも避けられるでしょう。

また、応募先が求めている人物像を把握した上で、その人物像に自分がマッチしていることを、結論として最初に示すのがポイントです。

主張に対しての根拠や補足は、後に続く形で話すのが良いでしょう。最初に結論がはっきりと伝わっていれば、その後に話す説明や理由も理解しやすくなります。結論を少しずつ掘り下げていくような具合です。

そして、最後にもう一度結論を述べることで、より深く印象に残せます。

具体的なエピソードを含める

結論として伝えたいことを理解してもらえたとしても、説得力が弱いこともあるでしょう。自分で都合よく解釈しているだけだと捉えられてしまうこともあるかもしれません。また、客観的に見れば評価が異なる可能性もあります。

そのため、自己PRとしてアピールしたいことの根拠となる具体的なエピソードを伝えるのがポイントです。

具体的なエピソードを加えることで、説得力が増します。エピソードの内容をもとにして、これまで看護師として仕事をしてきた様子をイメージできるでしょう。仕事に対する姿勢や、物事の考え方などについても理解してもらえます。

また、仕事でのエピソードのほかに、実際に美容クリニックを利用した経験などを交えるのもひとつの方法です。

応募先に合わせたアピールをする

アピールする内容やアピールの仕方はなるべく応募先に合わせるのが望ましいです。そのためにまずは、応募先のクリニックに関して情報収集をする必要があります。ホームページなど、ひととおり目を通してみて、どんな特色があるのか把握しておきましょう。

そのうえで自分の強みの中から応募先で活かせることを探すと、応募先に合った自己PRになります。

また、美容クリニックを複数応募することを考えている方もいるのではないでしょうか。その場合にも、すべて同じ内容の自己PRにするのではなく、応募先に合わせて見直す必要があります。

美容医療業界専門の人材紹介サイト「ビナラボ」では、美容クリニックや美容業界に精通したアドバイザーが転職をサポートします。無料で利用でき、LINEでのお問い合わせも可能です。お気軽にご相談ください。

【例文】美容看護師の自己PRをシチュエーション別に紹介!

これまで自己PRをする際のコツを紹介してきました。とはいえ、実際に自己PRの作り方に困る方もいるのではないでしょうか。この項目では、美容看護師の転職時に使える自己PRの例文を紹介します。

また、美容看護師の実務未経験の方に合わせた例文や、美容への思いを中心的に伝えたい場合の例文など、ケースに応じた作り方を解説しています。ぜひ参考にしてください。

ケース1.美容看護師を初めて目指す

新卒で大学病院に就職し形成外科で7年間経験を積んで参りました。手術室での業務も経験しております。

さまざまな患者さんと接していくうちに、看護師としての知識や技術だけでなく、患者さんに共感できることが増えてきました。患者さんの怪我が治っていく様子を見ると、まるで自分のことのように嬉しく感じられます。

美容クリニックだと怪我の治療とは異なりますが、患者さんの状態を良くするという意味では共通していると思います。私は患者さんが幸せになっていく様子を見るのがとても好きです。これまで培った看護師としてのスキルを、患者さんの笑顔のために尽くしていきたいと考えております。

ケース2.美容への思いをアピールしたい

私は美容への関心が高く、普段から肌を綺麗に保つことや理想の体型を維持することなどに努めております。

たとえば、毎日出勤前に紫外線の強さをチェックしており、紫外線の強い日は日傘と日焼け止めクリームを忘れることはありません。また、夜はなるべく早く寝るようにしており、野菜中心の食生活を心がけています。

美容看護師の仕事は未経験ですが、貴院では研修制度が充実しているということから志望いたしました。これまでの病院勤務で身につけた看護師としての基本的なスキルを基礎に、貴院で必要なスキルも学んでいきたいと考えております。

ケース3.ブランクがある

以前まで美容看護師として美容外科に勤務していましたが、出産を機に退職しました。今春、子供が小学校に上がったため、看護師として復帰したいと考えております。

約7年間のブランクがありましたが、貴院ではブランクのある看護師に対しての研修を実施しているということで応募いたしました。ブランク中はしばらく仕事を離れることで、これまでの自分の仕事ぶりを客観的に振り返ることができました。

自身の長所としては、飲み込みが早く新しいことを覚えるのが得意ということです。ブランク中は基本的な知識を忘れないように自分なりに勉強もしておりました。早く勘を取り戻して活躍できるように努力していく所存です。

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まとめ

美容看護師への転職を目指す際の自己PRでは、美容に関する思いの強さとこれまで培ったスキルなどをアピールするのが基本です。それとあわせて、新しいことを意欲的に学ぼうとする姿勢や今後の展望などについても言及すると良いでしょう。

また、結論から先に話し、具体的なエピソードなどを織り交ぜるのが、分かりやすく説明するコツです。その上で、応募先の特色と自分の強みと絡ませるとさらに効果的にアピールできるでしょう。