MS法人が請負える受付・会計事務に関する業務について


MS法人を設立することによって、クリニックにおけるさまざまな業務を請け負ってもらうことができます。
そんなMS法人が請負える代表的な業務として、受付・会計事務に関する業務が挙げられます。
したがって今回は、MS法人が請負える受付・会計事務に関する業務について、1つ1つ細かく解説していきたいと思います。

目次

MS法人が請負える受付・会計事務に関する業務①診療報酬請求業務

診療報酬請求業務とは、カルテの内容に基づいて、診療報酬明細書(レセプト)を作成し、保険者に提出する業務のことを言います。
この業務は“レセプト業務”とも呼ばれ、医療業界特有の業務の1つとされています。
定期的に、診療報酬請求書が算定上のルールに則って適切に請求されているかを点検したり、修正したりもします。

MS法人が請負える受付・会計事務に関する業務②会計事務

会計事務とは、給与計算、伝票決算などの会計処理や、財務諸表の管理、帳簿記入などの業務のことを言います。
クリニックの規模によって担当者の受け持つ範囲は異なり、クリニックの経営を行う上で必須の業務だと言えます。
大きなクリニックであれば、会計事務はチーム体制で行われるようになり、各員がより専門性をもって業務を担当することになります。

MS法人が請負える受付・会計事務に関する業務③窓口・受付業務

窓口業務とは、クリニックに訪れた方の目的や要望を正確に把握し、細やかな心配りで対応する業務のことを言います。
また受付業務とは、クリニックの窓口において患者から保険証を預かったり、診療申込書を書いてもらったり、患者を受診科に案内したりする業務のことを言います。
また初めて訪れる患者に対しては、カルテの作成や診察券の発行なども行い、診療が終了した患者からは診療費用を受け取ります。

MS法人が請負える受付・会計事務に関する業務④経営管理業務

経営管理業務とは、クリニックを効率的かつ効果的に運営させることを目的とし、各部門がそれぞれの力を最大限に発揮できるようにする業務のことを言います。
具体的には、内部管理強化業務、組織再編業務、経営分析などが挙げられます。

まとめ

MS法人が請負える受付・会計事務に関する業務を細かく解説してきました。
クリニックがこれだけの受付・会計事務に関する業務をMS法人に請負ってもらえれば、経営は大幅に円滑化するでしょう。
またMS法人は、これ以外にも施設のメンテナンス業務、医療機器や薬剤の仕入れ・在庫管理業務などを請負うことができます。
クリニックの経営における潤滑油として、MS法人を設立するという選択肢はおすすめです。


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