医師が資産形成をするための代表的な方法の1つに、投資が挙げられます。
ただそんな代表的な資産形成方法である投資も、ポイントを押さえないことには、有効な資産形成方法とはなりません。
したがって今回は、医師が投資で資産形成をする際に心掛けることについて解説します。
目次
医師が投資で資産形成をする際は“分散投資”を心掛けよう
医師が投資で資産形成をする際は、必ず“分散投資”を心掛けましょう。
投資の有名な格言に、“卵を1つのカゴに盛るな”というものがあります。
これは、1つのカゴにすべての卵を盛ってしまうと、そのカゴを落としたときにすべての卵が割れてしまうということを意味しています。
これを投資に置き換えると、1つの投資商品にすべての資金を投入してしまうと、その投資がうまくいかなかったときに、大きな損失が出るということになります。
つまり医師が投資を有効な資産形成の方法とするためには、複数の投資商品に資金を分散させ、それぞれの投資に失敗したときのダメージが軽くなるようにしておくべきだということです。
中でも海外への分散投資はおすすめ
分散投資の中でも、海外の投資商品への分散投資は特におすすめです。
例えば株であれば、日本株と米国株に投資するなどして、分散投資を図る方法ですね。
海外への分散投資がおすすめの理由には、まず“リスクを日本以外に分散できる”という点が挙げられます。
日本株のみで分散投資を行っても、日本の企業全体に影響を与えるリスクは避けることができません。
また海外の投資商品は、一般的に日本の投資商品よりもリターンが多いと言われています。
つまり、リスクを減らしながらリターンを増やせる可能性があるというところが、海外への分散投資の魅力だというわけです。
どんな商品に投資するべきなのか？
医師が投資で資産形成をする場合、まずは長期安定運用型の投資商品を保有し、確実に資産形成をするためのベースを作りましょう。
また長期的には、不動産投資も検討するべきです。
さらに事業として投資を行い、資産形成をするのであれば、MS法人を設立する方が選択肢は広がります。
まとめ
医師が資産形成をする際に心掛けることについて解説しました。
今回解説した分散投資は、ハッキリ言って医師の資産形成における基本中の基本です。
医師は多忙な方が多いため、なんとなく勧められた投資商品に投資しているというケースもよく見られますが、分散投資をしないことには、思惑通りの資産形成はできないと言っても過言ではありません。
したがってそのような方は、1度自身のポートフォリオを見直すことをおすすめします。
