減税にも効果あり!医者も生命・医療保険に加入するべき


いくら医業に明るい勤務医や開業医でも、いざというときのリスクがゼロというわけではありません。金融資産が十二分にあり、どんな局面でも資金に困らない場合は別ですが、それ以外は生命保険、医療保険へ加入してもいいかもしれません。加入することのメリットをご紹介しますので、ご参考になさってください。

 

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医師こそ身体が資本

健康的な生活を送り、注意を払っていても病気になることはあります。明日から働けなくなる可能性もないわけではありません。そうなると、生活を維持するための最低限の保障は必要になってきます。いざというときのために、生命保険や医療保険を契約しておくことも選択肢のひとつです。

 

将来への備え

医師の方は一般に高収入ですが、その分生活水準も高く、支出も多いといわれています。また計画的に貯蓄できている方にとっても、ネックとなるのが退職金がないことです。多くの大学・病院は医師に対する退職金を設けていません。あったとしても民間企業よりは額面が少ないでしょう。つまり老後資金はご自身で準備しておく必要があります。貯蓄性のある商品に加入することで、老後資金を貯えるのも保険加入の目的になります。

 

どんな商品がよいのか

まず検討したいのは共済保険です。各都道府県には、保険医協会等で医師向けの共済を取り扱っているかと思います。共済保険は民間の保険商品よりもお得なケースがほとんどですから、選択肢として有力です。保険年金制度や休業補償共済制度などが候補になってくるでしょう。また、民間の保険商品に加入するときに確認したいのが、保険医協会等で団体扱いとして契約できるか否かです。多少であっても割引がきくので、ご自身に合う商品があればぜひ検討したいところです。なお、前述した貯蓄性のある商品を選ぶのもよいでしょう。うまく活用すれば、資産運用のひとつとして効果を発揮します。

 

節税にも効果がある

老後の生活資金や、生活保障・医療保障が保険のメインですが、節税にも効果がある点も見逃せません。勤務医であれば生命保険控除が使えますし、医療法人であるならば「定期保険」などに加入して保険料を損金に計上することで、高い節税効果が見込めます。利益削減となって、課税所得が圧縮でき、法人税が減るということです。年齢や環境によっても、必要な保証・保険は異なります。目的や活用方法などを検討のうえ、ご自身にあった保険を選んでいきましょう。


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