今回は、看護師が他職種に転職する際におすすめの仕事について紹介します。
看護師から他職種への転職!どんな仕事があるの?
1.医療情報担当者(MR)
医師や薬剤師などの医療従事者に対して自社の医薬品を販売し、その安全性を伝える必要があるため、薬品に関する専門的な知識やコミュニケーション能力が欠かせません。専門知識を要するので、薬を実際に使用していた看護師経験が役に立ちます。
2.クリニカルスペシャリスト(フィールドナース)
医薬品や医療機器を扱うには専門知識や医学的知見が必要なので、一般の営業担当者ではカバーしきれない専門的な部分をサポートしています。
3.治験コーディネーター・臨床開発モニター
環境に慣れている医療機関での勤務となるので、新たな環境で心理的な負担を追うこともあまりありません。
一方、臨床開発モニターは、治験が正しく進行されているかどうかをチェックする仕事です。症例データの収集や進捗状況の管理を行い、確実に治験が進められるようサポートします。治験コーディネーターとは異なり、製薬会社での勤務になります。
4.保健師
保健師になるには、保健師資格が必要です。看護師資格に加えて保健師の資格を持ち、なおかつ看護師としての職務経験もあると有利になります。
5.美容クリニック
病院よりもサービス業の要素が強く、美意識の高い患者様を相手にすることが多いため、高い接客スキルや営業スキルなどが求められます。看護師でありながら営業や販売などができるスキルが必要です。
診察料などをクリニックごとに決められる自由診療なので、給料が看護師よりもアップすることもあります。
6.医療事務
資格は必須ではないものの、「医療事務技能審査試験(メディカルクラーク(R))」などの民間資格があれば転職に有利です。
また、契約社員やパートなどさまざまな雇用形態があり、ライフスタイルに合わせて働き方が選べるのがメリットといえます。
7.医療系コールセンター
オンラインのヘルスケア相談で、看護師を採用したい企業もあるため、看護師の資格を有している人は優遇されることが多いです。
看護師から他職種へ!転職先はどうやって決めたらいいの?
譲れない条件をはっきりさせる
転職したい理由や現在の職場の不満点などを洗い出し、次の職場で希望する条件に優先順位をつけましょう。
休日が確保できること、毎日決まった時間に帰れること、もっと稼げることなど、さまざまな条件があります。自分が求める条件に順位をつけ、それに見合った職場を転職先として設定しましょう。
入念に情報収集をしてミスマッチを防ぐ
インターネットの情報や口コミ、実際に働いている人の声など、偏りがないようにさまざまな情報を集めましょう。転職のプロである転職エージェントに話を聞くのもおすすめです。
「入社後にイメージと違った…」とならないためにも、早いうちから積極的に情報収集に努めましょう。
看護師としての働き方も選択肢に入れておく
看護師の仕事は好きだけれど、いまの職場環境に不安を持っている方は多いでしょう。医療機関の種類や規模、診療科などによって、働き方は異なります。看護師であっても、夜勤がない職場や命に関わるプレッシャーのない職場を選ぶことも可能です。
いまの職場のどこに違和感があるのか、何が不満なのかを洗い出し、看護師として別の職場に転職する選択肢ももっておきましょう。
看護師から他職種への転職活動を成功させるコツ
ここでは、看護師から他職種への転職活動を成功させるコツを紹介します。
看護師の仕事と転職先の共通点をアピールする
看護師の仕事と転職先の仕事の類似点を見つけ、新しい職場でも看護師で培ったスキルを活かせることをアピールしましょう。
また、これまで培ったスキルや積んできた経験によって、転職先で自分がどのように貢献できるかを話すことも大切です。まったく違う分野の職場でも、看護師としての経験が活かせる場面は必ずあります。そうした面を見つけてしっかりアピールしましょう。
人材紹介サイトを利用する
転職の際には、人材紹介サイトを利用するのもおすすめです。人材紹介サイトを利用すれば、アドバイザーから転職について相談でき、希望に合う求人を紹介してもらえます。
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